倍音浴
文・磯田秀人
CD『レクイエム / 牧野持侑(じゅん) / 杉本直之 / ハイン・ブラート』


東日本大震災のおかげで餓死せざるを得なかった多くの動物たちへ。


Yutubeにアップされて以来、150万以上のアクセスを誇るオランダのマントラ・マスター、ハイン・ブラートによる「マハ・ムリチュンジャヤ・マントラ」と、アルケミー・クリスタルボウルの第一人者牧野持侑との美しいコラボレーションが、より深い祈りと瞑想の世界を創りあげました。


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(収録曲の曲名をクリックすると試聴出来ます)

収録曲
1.マハ・ムリチュンジャヤ・マントラ 31分20秒
2.祈り 24分22秒
演奏:牧野持侑(アルケミー・クリスタルボウル)
   Hein Braat(マントラ)
   杉本直之(アルケミー・クリスタルボウル)
録音:2013年7月1日、2日 熱海起雲閣音楽ホール





このCDは東日本大震災で被害を受けた多くの方々への祈りであるとともに、わけも分からず餓死せざるを得なかった無数の犬、ねこ、牛、鶏など多くの動物たちへの祈りでもあります。

罪も無い犬や猫たちが飼い主のワガママによって捨てられ、死に追いやられている現実を悼み、見捨てられた動物たちに新しい家族を見つける運動を続けているNPO法人アニマルフレンズ新潟に売上の一部を寄付致します。


『レクイエム』発売に寄せて。(解説書より)
 牧野持侑


ハイン・ブラートさんのマントラ入りコラボCD『レクイエム』が、紆余曲折を経てこのたびリリースされることになりました。

5年程前、東京にある池上・實相寺での倍音浴コンサートに来てくれた友人がダライ・ラマ14世のマントラですと言われて渡された1枚のCD-Rがきっかけとなっています。

実際にはマントラの声の持ち主は法王ではなく、ハイン・ブラートさんでした。

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ハインさんはオランダ人の演奏家で、長年にわたるハタヨガやクリアヨガの実践を通してマントラに触れ、これまでに5枚のマントラCDを販売していますが、初めてその歌声を聴いた時の深い心の安らぎと至福感は忘れられません。

一緒にCDを作りたいと連絡を取り始めていた矢先の2011年3月、未曾有の東日本大震災が発生します。そして震災後にプロデューサーの磯田さんと話し合い、犠牲者と、多くの見捨てられた動物たちへの鎮魂と哀悼の意を込めたCDを作りたいと言う想いをハインさんにお伝えした所、快諾してくれてこの『レクイエム』が産まれました。

ハインさんが詠唱する「マハ・ムリチュンジャヤ・マントラ」は、万物を支え養うとされるシバ神の強大な力で、私たちが死や病を克服し、心と魂が死の輪廻から解放されることを祈願する、ヒンドゥー教で最も神聖なるマントラの一つです。
ハートを開いてマントラを聴き、また熱心に唱えることによって、「魂のカルマを浄化し、精神的、感情的、肉体的な健康を得ることが出来る」とも言われています。
ハインさんのマントラの取り組み方は、伝統的なヒンドゥーの節や抑揚をそのまま使うのではなく、まずサンスクリット語の持つパワフルな言霊を最大に活かして、原語の発音を忠実に守りながら、浮かび上がってくる彼独自のメロディーをそれに載せるというもので、通常の音楽のように、単にメロディーに言葉をあてはめる手法とは異なっています。

『レクイエム』はこれまでCD倍音浴シリーズのようなソロ演奏ではなく、杉本直之君がアルケミー・クリスタルボウルで加わったデュオ作品です。
二人が潤沢なボウルの中から絞り込んだボウルを使い分け、互いに共鳴させることにより、低音域から中高音域、倍音域までのバランスの良い共鳴音や心地良い揺らぎ音を奏でることが可能となりました。

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特に2曲目の「祈り」では、微妙にピッチの異なったボウルを同時に奏でることで、人の脳波や意識の変性に深く作用するバイノーラル・ビート(両耳性うなり)を自在に生み出すことで、深いリラクゼーション効果や心身の癒しの効果を誘発する響きとなっています。

ハインさんの癒しの声で詠唱されるマントラにクリスタルボウルが重なったこのCDを聴いて、また唱えることで心の平安と静寂を得て下さい。


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