倍音浴
文・磯田秀人
「雷雨のあとに」(CD+DVD2枚組/ライブ)/倍音オーケストラ PCV-001 ¥3,086

夏の日の午後、雷雨の過ぎ去ったあと。
かつて聞いたことのない強烈なエスニックサウンドが
会場を埋め尽くした!
8人の倍音楽器奏者のコラボレーションによる聞いたことのないトランス・エスニック・ミュージック!



雷雨のあとにジャケ写.jpg


収録曲
雷雨のあとに(CDとDVDは同じ内容です)

倍音オーケストラ・メンバー
・牧野持侑(アルケミー・クリスタルボウル)
・永田砂知子(波紋音)
・BUN(カリンバ、コンツォフカ)
・ヨシダダイキチとシタールター!
録音:2008年7月12日 池上實相寺ライブ録音。
撮影:井出情児


このアルバムについて。

2008年7月12日に都内池上・實相寺さんで開催したPinpoint Live 2008"覚醒浴〜倍音コラボレーション〜"の第二部を収録したものです。

アルケミー・クリスタルボウル奏者、牧野持侑さんを他の倍音楽器奏者との共演は2年以上前から準備を始め、何人もの倍音楽器の達人と牧野さんでリハーサル・セッションを何回か重ね、最終的に、今回、ライブに参加していただいたのが下記8人のメンバー。

・牧野持侑:アルケミー・クリスタルボウル
・永田砂知子:波紋音
・BUN:カリンバ、コンツォフカ
・ヨシダダイキチ&シタールター!:シタール・ユニット(ヨ
 シダダイキチ、ザバルダス・トミー、ドゥルパッド・カ
 スガ、KSK-KB、イシカワ・キャバテ)

全員集合してのリハーサルは当日の午前中に一回だけ行われました。
ノンストップ50分に及ぶ圧倒的な音宇宙は、今までに聞いたことのないエスニック・ミュージックです。


DVDの一部をご視聴下さい。



記録のために残された録音と映像。
プロデューサー磯田秀人

今回のライブ録音と映像は、もともと、今後の企画の参考のために収録したものであり、当初、商品として販売する気持ちは全くありませんでしたが、ライブが終わると当時にこの出会い頭の素晴らしい演奏をこのままにしておくのは忍びなく、また、一回限りでこの素敵な倍音ユニットが終わってしまうのももったいないと思い、終演と同時にこのメンバーで"倍音オーケストラ"というユニットを結成して定期的にライブを行い、アルバムを制作するプランを思いつき、翌日今後一年間のアバウトなスケジュールをまとめ、これを機会に彼らに新しいユニットとして積極的に活動を続けてもらいたい気持ちでいっぱいで、メンバーの了解も得ることが出来ました。

恐らくメンバー全員それぞれが今回のライブで大きな手応えを感じたことと思います。

ライブ当日は朝から素晴らしく良い天気に恵まれ、メンバー全員で軽く音合わせを終えました。

結局開演時間には實相寺さんの三部屋ぶち抜きの大広間には100人以上のお客様がつめかけ大入り満員となったのですが、午後3時開演時間になると、空が一転にわかにかき曇り大粒の雨が降り出し雷も鳴り始めました。

雷雨の中で第一部の演奏が始まって数分たった頃、大きな雷音とともに会場が真っ暗に。なんと停電です。

幸い第一部のイントロは牧野さんと永田さん、つまりアンプを使用していない二人の演奏なので、何事もなかったのごとく演奏は続けられました。

後からBUNさんに聞いた話では、牧野さんと永田さんの演奏がひとしきり続き、いざBUNさんが演奏に加わろうとした瞬間に停電となったとのことです。

停電と同時に録音していたハード・ディスクは飛んでしまいましたので第一部の停電以前の音は消失してしまいました。

快晴→豪雨→雷雨→停電というドラマチックな自然が創り上げた演出は実に見事で、この日の演奏が素晴らしかったのは、神様の演出の手助けがあったからかもしれません。

なにしろ午前中に一回音合わせをしただけで、緊密でスリリングな響きが会場を埋め尽くしたのですから。

この素晴らしくスリリングな楽器通しの会話を音楽とともに映像でも他の新でいただきたくCD+DVDという形式の作品にしました。

楽しんでいただければ幸いです。

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