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文・金子夏枝
1985年春。友人から頂戴した味噌、醤油、塩という調味料セットをきっかけに
食養〜正食〜マクロビオティックが生活の礎に。
以来、20年余。それなりの時間を経て体得したことがあるとすれば、
それは「ひとは食べたとおりの身体になる」という境地なのでありました。
11.08.22(月)
食といのちの関係〜意識を育てる食とは? その2

今私たちの地球と心身の健康をを取り戻すために。
先ず、食を変えよう!


事前レクチャー:
細川順讚(ほそかわかずひろ)先生のインタビューから


ほとんどの人は時計に合わせて生活をするのが規則正しいと思い込んでいますが、それは間違いです。

身体のリズムに合わせることが規則正しいということなんです。

それに、一日36品目の食品を食べることが必要だと決めた国の方針を一部の学者が提唱しているだけで、すべての学者がそんなことを言っているわけではありません。

何が本当のことかわかる人がこれからは増えていきます。本来の正しい方向に向かう時期にきています。


水と塩(ミネラル)、そして体を動かすエネルギーとなる主食、この3つを摂取することが一番大事なことです。

それらの中に不足したものをちょっと補うための食べ物、例えば野菜とか海草類が次に必要です。その周辺に、楽しみのための食べ物があります。

主食と塩だけでは不足するものがあります。

塩の中には色々なミネラルが含まれていますが、体を維持するために必要な量まではありません。一部のビタミンと一部のミネラルが不足しているんです。




いい塩といい玄米を食べた場合でも、なおかつ不足するのはカルシウムと亜鉛、そして鉄分です。これらすべてを補えるのが海藻です。

玄米の胚芽の中にはほとんどのビタミンがありますが、ちょっと不足しているものがあります。

特に不足しているのがB12。普通の栄養学で言いますとビタミンB12は動物性の食べ物、特にレバーに多く含まれていますが、これは発酵食品から得ることができます。

長期間発酵したものほどB12は多く含まれています。B12は酵母の中に含まれているからです。

味噌でも半年位の白味噌ではなく、2年間寝かせた赤味噌になると相当B12が含まれています。


味噌にはB12だけではなく、その他のビタミンも含まれているし酵素もアミノ酸も大量に含まれている総合食品です。

味噌と醤油は日本人が考え出した保存食の傑作です。

ただし、メーカーが二ヶ月や三ヶ月で作ってしまうようなものでなく、昔ながらのつくり方で時間をかけたものでないとダメです。何でもそうですけど、促成栽培で作られたものは意味がありません。

それらのものをほどほどに摂っていれば栄養的に完璧なんです。


先ほど言いましたように、空気中のエネルギーを吸収して、体内で必要なものを 全部作る能力を持った人の場合は、米(玄米)と塩だけ、もしくは米だけで暮らすことが出来ます。

極論すれば、水だけでも生きて行くことは出来ます。

しかしながら、その為には自分自身の中に信念がないと生きられません。これで生きられるのだろうか、何か足りないのではないだろうかという不安感がちょっとでもあるとダメです。

普通、そこまでの信念は持てないですね、食べたいという意識が残りますから。


桜沢先生がおっしゃっている身土不二というのは、今の時代では崩れつつありますが、桜沢先生の時代でも今の時代でも変わらないのは、長期保存出来る食品は、身土不二の原則から外れても大丈夫なんです。

長期保存の出来ない食品は極力身土不二の原則に合致したものを摂らなければなりません。

豆、米、種子類は長期保存出来ますし、タマネギとか芋類とか、ある程度長期保存が出来るものは、場所が離れたものであっても大丈夫です。

何故かと言いますと、元々それらの食べ物が持っている栄養のバランスが非常に中庸に近く、多くの栄養素を含んでいますので、全く環境の違う人がそれらを食べたとしても、体を狂わせることはありません。

ところが、短期間で育ってすぐに腐る野菜や果物などは、含まれている栄養のバランスが偏っている上に、全く異なった気候・環境で育っています。

ですから、その土地から遠く離れた環境に住んでいる人が食べると体のバランスを狂わせるのは当たり前のことです。


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