衣食住医
文・金子夏枝
1985年春。友人から頂戴した味噌、醤油、塩という調味料セットをきっかけに
食養〜正食〜マクロビオティックが生活の礎に。
以来、20年余。それなりの時間を経て体得したことがあるとすれば、
それは「ひとは食べたとおりの身体になる」という境地なのでありました。
今日の写真
緑はやっぱりいいですね。
09.04.01(水)
水を汚さない〜お風呂編〜その1

入浴という行為は身体を綺麗にすることに他なりません。

しかしながら、自分の身体を綺麗にすることによって、地球環
境に負荷を与えることはなるべくなら避けたいものです。


そのために私がこの4年ほど実行していることは、石けんやシ
ャンプー等を日常的には使わないということなのですが、

それでは、何を使って身体や髪の毛を洗っているのかと言いま
すとそれは「塩」です。

「塩」と申しましても塩それ自体を身体になすりつけるわけで
はありません。

濃い塩水をペットボトル等に用意して、それを使うのですが、

4年間これを実行してきた結果、実に興味深いことがおこって
おります。


(1)皮脂が丈夫になるからでしょうか。
太ったりやせたりしたときに現れるセルライトが消えました。


(2)石けんやシャンプーに含まれている油分は身体にも残り
ますが、それは風呂場の床や風呂桶等を汚す原因にもなって
いるわけです。

ところが、塩水を使って入浴しますと、いわゆる「湯垢」がでま
せん。

なので、風呂場の環境、ひいては地球環境を汚さないことにも
繋がるのではないかと思う次第です。


(3)上のことと重複しますが、お風呂の水が汚れにくくなりま
した。

もともとわが家ではお風呂のお湯は1回では流さずに溜め置き
をしております。

夫婦ふたりきりということもありますし、ふたりとも古いタイプの
人間ですので、水をもったいながる傾向があります。

シャンプーや身体洗いにもシャワーは使わずに、風呂桶から手
桶でお湯を汲んで使うという昔ながらの入浴方法です。


お湯が少なくなると水を足し、湧かしながら湯船にて適温にな
るまでまったりするのが習慣となっております。

このときに湯船から溢れ出るまで水を出しっぱなしにすること
で、お風呂の表面に浮かんだ汚れや髪の毛等の汚物をオーバ
ーフローさせます。


上記方法により、お風呂の半分以上は綺麗な水と交換される
ことになりますので、全部の水を取り替える必要を感じないわ
けですが、

その代わりと言ってはなんですが、お風呂上がりには水シャワ
ーを頭からたっぷりと浴びます。

これは湯冷めをしないようにという小さい頃からの習慣でもあ
りますが、実のところ、ちょっと気になるお湯の汚れも、
水シャワーのおかげでさっぱりするのが嬉しいところです。


石けんと言えば、わが家ではこの3年ほど石けんを買っており
ません。

たまには石けんやシャンプーで洗うのですが、その頻度は1週
間から10日に1回ほど。

シャンプーは市販のものではなく、自然食品店から購入する液
体状の石けんシャンプーです。

石けんそのものを使っていた時期もありますが、髪の毛に石け
んかすが残ったりしますし、

流しきるにはお湯を大量に使うことになりますので、今では液
体タイプを使っています。

使用するシャンプーの量は少量ですから、1本あれば半年以上
はもちます。


塩水で髪を洗い続けていると、髪が丈夫になるようでして、美
容院で「良い髪質ですね」と言われるのがちょっと自慢です。

塩水で髪を洗った後はやはりごわごわ感がありますから、中和
する必要があります。

クエン酸やレモン液などを使う人もいらっしゃるようですが、
私の場合は「有機りんご酢」を使用しています。

お湯に少量のりんご酢を入れて、髪にさっとかけたあとはただ
洗い流すだけですが、

リンスのビニールっぽいすべすべ感があまり好きではない私に
は、この方法は適しているようです。


先にも書きましたように、石けんを使うことは稀です。

以前利用していた自然食品の通販で何度かサービスにいただい
ていた特大の「オリーブ石けん」がまだ4個ほどあり、

これをそのままのサイズで使っておりますと、
1個でほぼ1年はもつというのがわが家の入浴状況です。


次にお風呂のお掃除方法ですが、市販の洗浄剤はいっさい使い
ません。重曹を使っております。

お風呂は床と壁がタイル。風呂桶はステンレス製です。
このどちらも重曹を使って洗うのですが、重曹はペットボトル
に入れて濃いめの重曹液を作り置きしてあります。

重曹は沈殿しますから、使用するごとにペットボトルをよく振
って、本来は洗顔に使うらしいアクリル繊維製のたわしに振り
かけて洗います。


重曹は木製のものには向きませんが(黒ずみます)、ステンレ
スやタイルはピカピカになりますし、

タイルの目地汚れもたわしでこすれば力は不要。
とても綺麗になります。


重曹はお洗濯に、食器洗いに、鍋釜のこげ落としや冷蔵庫の匂
い消し、などなど、常備しておくと大変便利なものですが、
その詳細はまたお台所編にてご紹介致します。

さて、肝心の塩水の作り方、及び使用法ほですが、
長くなりましたので、そちらは別頁にてご説明致します。

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