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text by 金子夏枝&磯田秀人
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ピンポイントな暮らしデザイン
17.05.16(火)
天から舞い降りたシアバター!


それは4月10日の午後のことでした。


ベランダの手摺りに干していたシーツを取り込もうと、ストッパーを外した途端、吹いてきた風が私の手からシーツを奪い取り、あれよあれよとみるまに運び去ってしまったのです。


どこに飛ばされたのか下を見てみると、シーツは下の庭の物置の屋根に着地しています。


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なんだか雨が降りそうな気配だし、せっかく乾いたシーツをそのままにしておくわけにはいきません。


下の庭まで下りていき、物置の屋根から少し垂れているシーツに手を伸ばすのですが、ほんのちょっとの差で手が届きません。


何か棒がないかと周囲を見渡しても目につくのはシャベルのみ。


シャベルじゃ重いしな~。他にないかな~と、再度見回しますが、役に立ちそうなものはありません。


庭に下りてくる階段の途中にはそれらしき棒がたくさん置いてあるのですが、戻るのが面倒です。


ということで、思いついたのが庭に置いてある脚立を利用することでした。


ステンレスではなくアルミ製の脚立は、この家に越してきた当初から庭にあったものですが、今まで一度も使ったことがありません。


見るからに軽そうで頼りにならない風情ですし、2段しかない低い脚立ですが、屋根に手を伸ばすくらいの役には立ってくれるでしょう。


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ところがどっこい、そうは問屋が卸してくれなかったのでした。


物置まで脚立を運び、平らそうな地面を選んで設置したまではよかったのですが、上にのぼり2段目に足をかけた途端、脚立が倒れ、私は投げ出されてしまったのです。


下に落ちたときに左膝を思い切り打ち付けたようで、起き上がろうとすると激痛が襲い、左足を地面につけることができません。


骨が折れたかもしれないと思えるほどの激痛です。


ちなみにこのときMIZUGAMEさんは外出中でした。


助けを呼ぼうにも我が家は山の中腹で、声が届く距離に近隣はなく、第一それはちょっと恥ずかしい。


どうにかして立ち上がろうと、さっきは役に立ちそうになかったシャベルを杖代わりに地面に突き刺し、痛さをこらえて立ち上がった私ですが、さて屋根の上のシーツをどうしましょう。


MIZUGAMEさんが帰るのを待って取り込んでもらえばよいのですが、風に飛ばされるかもしれないし、雨で濡れるかもしれないと、またもや先ほどの心配が胸をよぎります。


痛む足を引きずりながら、どうにかしてシーツを回収しようとする自分を「ちょっとおかしいんじゃないか」とは思うものの、これってやっぱり「人間の質」なんですね。


その後に実感したことですが、家の中を歩いていると落ちている小さなゴミが気になって仕方がない。


いつもならばすぐに拾えるものを、膝が痛むので屈んで拾うことができません。どれだけ歯がゆく思ったことか。


でもまあ、それはもっとあとの話で、今はまだどうにかしてシーツを回収しようとしている庭の場面に話をもどすことにいたします。


もうこうなったら仕方がない。木を折ろう。


さっきは木がかわいそうに思えて折るのをためらってしまったのですが、辺りに生えている木の枝でシーツの端を引っ掛け、無事シーツを回収することができました。


さて問題は階段をどうやってのぼっていくかです。


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痛みで左足を上げることができないので階段をのぼることは不可能です。


左膝を折り曲げることができないので膝と腕を使ってよじのぼることもできません。


シーツを抱えて途方にくれる私でしたが、そうこうしているうちに、階段に後ろ向きに座って腕の力で一段一段をのぼっていく方法はどうだろうという考えが浮かびました。


でもこの方法だと服が汚れるな〜〜と、シーツを抱えて思案していると、外出していたMIZUGAMEさんが帰ってきました。


階段の下でシャベルにすがっている私を見てさぞかし驚いたことでしょう。


けれどもMIZUGAMEさんの力で私を引き上げることはできません。


それじゃあやっぱりこれしかないか。


ということで、階段に後ろ向きに座り、一段一段腕の力でのぼっていったのですが、この家の外階段は高さが均等ではなく、場所によっては30センチ近い段もあるので、結構大変でした。


服は破れているし砂だらけですが、どうにかこうにか家に入れてまずは一安心。


と言いたいところですが、救急車を呼びたいくらい痛む膝を抱えては安心することなんかできそうにありません。


「いたいよ~~、いたいよ~~」と、いい年をして、ただ泣くことしかできません。


病院に行きたくてもこの状態で家の前の坂や階段を上り下りするのは不可能です。


夜になってから知り合いの接骨医の先生に往診していただきましたが、膝の関節が破損したのか、靭帯が切れたのか、はたまた大腿骨剥離なのか、精密検査をしてみないことにはわからないとの判断でした。


自宅でできることといえば膝を氷で冷やすだけとのことで、以降2週間はただひたすら氷嚢のお世話になる日々を過ごしました。


膝の上と下に使う2つの氷嚢は、1日4~5回氷を入れ替えるので、冷蔵庫の氷だけでは足りません。


近くのコンビニまで何度も氷を買いに行くMZUGAMEさんは大変でした。


さて、ここでようやく「シアバター」の登場です。


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病院に行けば鎮痛剤や塗り薬を処方していただくのでしょうけれど、家で私ができる処方といえば前回の怪我で有効だったバオバブオイルを塗布する方法です。


ただ、家にはもうわずかしかオイルが残っていないことと、入手先であるマナ・サウンド・ヒーリングにも在庫はなく、しかもマナのお二人は渡米中です。


ネットで調べるといろんなショップでオイルは売られていますが、どうせ買うならマナで購入したマラウィ共和国産のものが良いと思い、マラウィ産のオイルを使用している友人に入手先を聞いて、注文してみました。


オーガニック・ココロ・コスメ


届いたオイルはマナで購入したものとはずいぶん違うように思いましたが、どちらの方が効果があるのか、それはわかりません。


今回の怪我はとてつもなくひどいので、前回のようにすぐに効いてくる様子はありませんし。


はじめに頼んだ2本(60ml)のオイルがなくなりそうなので次は5本を頼もうとしたときに、別件で聞きたいことがあったのでショップに電話をしたところ「シアバター」を教えていただきました。


そして、どういう経緯だったのかは覚えていませんが、今回頼んだ5本の荷物に「シアバター」を一つ入れてくださったのです。


「シアバター」
シアーバターノキが分布する地域では古くから食用、薬品、燃料として使われ、薬品としては傷や火傷の治療目的や筋肉痛、リュウマチ、白髪、脱毛予防など万能薬として用いられる.(ウィキペディアより)



筋肉痛やリュウマチに効果があるというのがまさにツボ!


いただいた「シアバター」とバオバブオイルを併用して、多いときはは日に4〜5回塗布していましたが、氷嚢の効果と相まって、炎症と痛みは徐々に回復してきたようです。


現在までに使用したバオバブ・オイル7本、シアバター5パック。


でも1ヶ月の間、外には一歩も出られませんでしたし、主催イベントのために外出したあとは痛みがひどくなりましたので、完治にはもう少し時間がかかりそうです。


それにいたしましてもバオバブオイルといいシアバターといい、自分で見つけたというよりも何かのチカラによって舞い込んでくれたとしか思えません。


まさにギフトでした。


アフリカの神様、ありがとうございます。


500px-Vitellaria_paradoxa_MS_6563-1.JPG
シアバターノキ


長くなりましたので今回はこれで終わりにいたしますが、実はシアバターとバオバブオイルって歯の痛みにも効果があるのです。


それはまた次回にということで。。。


この度の教訓:手間を惜しんではいけない。
棒を取りにいけばよかったんですよね〜〜〜。

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