09.12.31(木)
月のエネルギーを。(0歩) 昨日の続き。
3月10日に発売する倍音浴シリーズ第三弾『時空浴』の構想は
随分前から頭の中で試行錯誤を繰り返していた。
最初に頭に浮かんだのが『時空浴』というタイトルだった。
牧野さんの倍音浴体験では時間や空間から自由に解き放たれた深い変性意識の世界にまで飛ばされてしまうことがある。
その上、最近のクリスタルボウルは急激に進化し、一つのボウルから複数の倍音が鳴り響くアルケミー・クリスタルボウルを使った倍音浴は強力なトリップ(トランス)ミュージックにも変身する。
次に決まったのが録音日。
2009年で最も月と太陽のエネルギーが強烈な7月22日、
46年ぶりに日本で体験出来る皆既日食の日。
蝕が最も進んだ時間に月と太陽のエネルギーを身体いっぱいに浴びて牧野さんに演奏をしてもらう。
牧野さんの身体や演奏を通した月と太陽のエネルギーは何を伝えてくれるだろうか。
次に演目を決めた。
『倍音浴』『睡眠浴』は牧野さんのソロの即興演奏を収録したが、せっかく21世紀最長の皆既日食の日に録音するのだから、
牧野さんに皆既日食にちなんだオリジナルを3〜4曲作曲していただくことにした。
その後、
牧野さんと色々と企画内容についてキャッチボウルを重ね、
録音のプランが少しずつ固まりかけた3月の終わり頃、
マイミクのギタリスト宮野弘紀さんから「昨日、風呂に入っていたら、イーノの「ミュージック・フォー・エアポーツ」が聴きたくなったのですが、その時ふと、牧野さんがこの曲をクリスタルボウルで演奏すると素晴らしいんじゃないかと思って・・・」という内容のメールを頂き、あっと思った。
『倍音浴』シリーズの2枚目の録音の時、ブライアン・イーノの「ミュージック・フォー・エアポーツ」を試しに牧野さんに演奏して頂きたいとお願いしたところ、どうしても必要な音階が揃わずに録音を断念した経緯を思い出したのだ。
このところ急激な進化をとげ、音程の正確なボウルもどんどん増えてきたので、「ミュージック・フォー・エアポーツ」を牧野さんに再びチャレンジしていただいたところ、今回は演奏可能なことが分かった。
っが、
単に「ミュージック・フォー・エアポーツ」をクリスタルボウルで演奏しただけでは今ひとつ面白みも深みもないので、このアンビエント・ミュージックの傑作を月のテンポで演奏してみることを思いついた。
とは言え「ミュージック・フォー・エアポーツ」をテンポ116で演奏するには早すぎるので、半分のテンポ58で録音する。
イーノと全く同じテンポで演奏されたヴァージョンと、ゆったりしたテンポ58で演奏された2つの「ミュージック・フォー・エアポーツ」を牧野さんのクリスタルボウルで録音することにした。
2つの「ミュージック・フォー・エアポーツ 1/1」の合間に牧野さんのオリジナル皆既日食三部作を並べる。
『時空浴〜倍音浴3〜/牧野持侑』のイメージがようやく固まった。
ところで、2010年の元旦は満月。
12月31日から1月1日にかけての夜に部分月食が観測できます。
夜明け前の3:50〜4:50、月面の8%が欠けるほんの小さな月食ですが、私たちの目でも満月の左下がうす暗くなっているのがわかるそうです。
2010年は月食の当たり年。
6月26日(部分月食)、12月21日(皆既月食)と、合わせて計3回の月食があります。1年に3回月食が見えるのはとても珍しいことで、次は410年後。
ってなところで、本日は店じまい。
今日の続きは、また来年。
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