衣食住医
文・金子夏枝
20.01.21(火)
[断薬への道]その2


〜20ヶ月服用していた薬をやめて今日で9日経ちました〜


血圧が252になったからといって、ビビりまくってただ手をこまねいているくらいならいっそ「薬」を飲んだほうがいい。


先週も191なんてトンデモハップンなことがあったのですが、いや、こういう時には「運動」だと思い、夜道、坂道もなんのその、散歩をしました。


50分くらい歩いて、帰宅後に計測したら155。


これだって結構高いですが、40近く下がっていましたから、やっぱり運動の効果はすごいです。


血流がカナメなんですね。


昨日252の値を叩き出した後も、やっぱり散歩に出ました。


今住んでいる場所は極めて不便なところですので、一番近いお店(コンビニ)まで行くのも長い坂道を越えていかなくてはならず、これはかなりの運動です。


私はここを「コーカサス地方」と思い、これもまた必要なトレーニングと位置付けて、ポジティブ・シンキングに切り替えています。


とはいえ、目の悪い私が夜道を歩くのは極めて危険です。


とりわけこの地域は街灯が少なく、とても暗いのです。


小さな懐中電灯で照らしながら、磯田に手を繋いでもらっての散歩ではありますが(秀人君、ありがとうございます)、さて昨日の「運動」の効果はどうかと言いますと、血圧測っていないのです。


そのココロは。


怖いじゃないですか、これ以上高くなっていたら。


今回冷静さを保っていられるのは一にも二にも尿療法のおかげです。


尿なんか飲んだって効果があるわけないじゃないか。


とか。


そんなものはまやかし。プラシーボ(偽薬)さ。


みたいなことを言う人は確かにいますし、自分だって実践していなかった頃にそんな話を聞いたら「え〜〜、ウッソ〜!」って仰天していたでしょうからね。


実際、心臓や高血圧のためだけだったら尿療法に踏み切ったかどうか。


「目」なんですよ。


見るということがどれほど大事か。


見えないことがどれだけたくさんの楽しみを奪い、生活を不自由にしていることか。


だって、書類に「自著」ができないんです。


ほとんどの場合は磯田に代筆してもらいますが、銀行や役所の書類で「自著」が必須なんて時は、もう悪戦苦闘。


拡大鏡をあてがっても細い欄は見えない。


文字が曲がってしまう。


あんなにこだわっていた私の美学はどこに行ったのか。


買い物に行っても品物が見えない。


バスの行き先や電車の表示さえ見えないんですから、一人じゃどこにも行けないほどひどい状態なんです、今の私は。


こうやって文字を書けているのもコンピュータがあればこそ。


でもね、文字の大きさたるや、144級なんですよ。


「なに、それ!」って呆れている人がいらっしゃることを覚悟して書いていますが、文字にこだわって生きてきた、文章を組み立てる道を選んできた人生だったはずなのに、行く末がこれとはあまりに悲惨すぎます。


早い話が「片目」なんです。


しかもその「片目」の視力が0.05〜0.1くらいしかない。


でも生きていかなくてはならない。


ご飯作ったり、洗濯したり、破れた服を繕ったり、アイロンをかけたり、衣服の管理をしなくてはならない。


仕事はもちろん、家だってきちんと綺麗にしておきたいじゃないですか。


人間て本当に面白い生き物だと思うのは、こんな悲惨な状況なのに、よしこれを「冒険」に変えてやろう。


目を治して、失われた視力を取り戻してやろう。


医者が治してくれなかった私の「目」が尿療法で治ったら、どれだけ多くの人の助けとなることか。


こうして薬を我慢しているのはもちろん血管や心臓を治すためではありますが、私の本当の目的は「目」です。


昨日のブログでご紹介した安保徹先生の言葉にとても励みになることがあります。


★熱、痛み、下痢、吐き気、だるさ、などの様々な不快症状は、すべて体が自ら治ろうとする治癒反応であり、悪者ではありません。


★病気の多くは、交感神経緊張により血管が絞られて血流が悪化し、顆粒球が増えて組織破壊が起こります。


★体が治ろうとするときには、副交感神経優位になり血管を開き、血流を増やして傷ついた組織を修復します。


★痛みや熱、腫れ、などの症状は、血流が増え、組織を修復する際に生じるもので、この苦しい修復プロセスを通り抜けた先に、治癒というゴールが待っています。


★「つらい症状は、治るための治癒反応である」


★ありがたいことに、いったん障害を受けても、私たちの組織は血流さえ送りこまれれば、修復されるようにできています。


★実は腎臓病でも、緑内障でも、利尿剤が使われています。
いずれの病気も、利尿剤によって循環障害がつくられ、(緑内障腎臓病、高血圧緑内障、腎臓病高血圧)といった具合に、新たな病気が上乗せされてしまいます。


★私の母は、緑内障の点眼薬(利尿剤)をやめたら、目のかすみが完全になくなり、調子がよくなって、驚いていました。
点眼薬で水分を搾り取られて循環障害を起こし、見る機能が低下していたのです。


★患者が増え続けている病気があれば、その治療法に疑問をもつ必要があります。



安保徹先生、ありがとうございます。先生の勇気に感謝いたします。


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