万歩計日和
文/写真・mizugame
02.03.12(火)
さらば本の雑誌(4726歩)

2日で終わるはずだった模様替えがまだ終わらない。部屋はまるで昨日と同じで散らかったたままだ。

国は構造改革に、僕はSOHO改革に手間取っている。収納場所が少ないので、物が溢れてきたらスペースに合わせて処分すればいいと分かっちゃいるけど、なかなか実行には移せない。

物が整理出来る一番のタイミングは引っ越しだ。ある時は未練がなくなった作家の本やアーティストのLP(最近ではCD)数百枚を手放し、ある時は創刊以来の月刊プレイボーイを含め何百冊かの雑誌を古本屋に引き取ってもらって乗り切った来た。

今回もやっと一気に整理することが決心出来た。整理する「紙のプロレス」「映画宝庫」「奇譚」「 BANZAI マガジン」などに混じった一番のお宝(でもないか)は「本の雑誌」だ。

手元にある「本の雑誌」がこれ。
・6号(77年春)〜59号(87年)
     隔月刊から季刊時代にかけての 計52冊
・88年 6〜11月号 ただし12月号が欠本。
・89年 7,8,9,月号が欠本。
・90年 6月号が欠本。
・91年 全冊揃い。
・92年 7月号が欠本。
・93年 全冊揃い。
・94年 1月号が欠本。
・95年 1〜7月号
        計131冊。
別冊が6冊。
・別冊本の雑誌(1)ブックカタログ
・別冊本の雑誌(2)読み物作家100人集
・別冊本の雑誌(4)恋愛小説読本
・本屋さん読本
・活字中毒読本
・本の雑誌創刊10周年記念文集
         合計計137冊

今から25年前、神田の書店で数十ページの安っぽいパンフレットのような見たこともない書評同人誌を見つけた。僕は本が好き、雑誌はもっと大好きな性分だから、新しい書評
誌を見逃しはしない。それが「本の雑誌」6号だった。

持ち帰って読み始めた僕は、その雑誌がすさまじく笑えることに仰天した。特集[読み方の研究]のサブタイトルが"千八百円の新刊本と230円の古本を同じ姿勢と目つきで読んでいいものかどうか"だ。タイトルからして怪しげだが、中身はもっと怪しかった。本誌特約(そんな奴がいるか?)の4人の平均的読書人に集 まってもらい、このあたりの問題についてケンケンガクガクの総合問題提起をしてもらった、と述べる椎名誠の爆笑エッセイなのだ。

この雑誌はよく「暮らしの手帖」の商品テストをパロったレポートを記事にした。各社の文庫をビルの屋上から落として、どこの製本が一番しっかりしているかといった大胆な実験レポートや、椎名誠の伝説的前人未到の圧巻ルポ!(と言ったのは本人だけど)[文芸春秋全読破]など、本が好き、雑誌が大好き、一番好きなの笑うこと、な僕にとっては、学生時代に「話の特集」を見つけて以来、久しぶりに発売日が待ち遠しい雑誌、最初のページから最後のページまで全ページ楽しめる雑誌と出会えた。それから15年の間僕の一番好きな雑誌は変わらなかった。

だから、何度引っ越しても「本の雑誌」だけは手放す気になれなかった。
でも、今日やっと「本の雑誌」から卒業出来る。

さて、どうやって処分しようかと考えていたら、先日発表があったグラミー賞の影響で、CDがどのくらい売れたかについての同報メールが来たのでご紹介。発信者はネットワーク・レコードの通称ゆーじ、こと高橋裕二だ。

ということです。

さて、「本の雑誌」。どう整理するかもう1日考えてみよう。

では、また明日。

本日の図書館
・「セカンド・ライン」重松清著(朝日新聞社)
・「エレガントな宇宙」ブライアン・グリーン著(草思社)
・「らもチチ・わたしの半生青春編」中島らも、チチ松村著
 (講談社)

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