万歩計日和
文/写真・mizugame
今日の写真
もうこんなに山吹が真っ盛り(4/9)
04.04.09(金)
おもしろ映画本とは!(5839歩)

やっと綾戸倶楽部18号会報の入稿を終えて一段落。
でもないのね、ほんとは。
何ヶ月も前から構想していた仕事場模様替えが控えている。

レイアウトのプランはすべて金子にお任せなので、
ワタシは力仕事に駆出されるだけ。
音楽を聴いたり本を読んだりしながら伏せの体勢で声がかかる
のを待っているだけだから楽なんだ。
っで、図書館に頼んだ本を受け取りに行った。

映画が好きだし、
映画のことを書いた本も好き。
だから、映画のことを書いた本のことを書いた本も好き。
っで、
図書館から重政隆文という人の書いた「映画の本の本」を
借りてきてぱらぱらめくり始めた。
本棚を眺めながら今までに読んだ映画の本で面白かったのを
ピックアップしてみると。

・「映画術/ヒッチコック トリフォー」
・「キング・コングは死んだ〜私説アメリカ映画論〜」
  石上三登志
・「アメリカ映画の大教科書」井上一馬
・「映画千一夜」淀川長治・蓮見重彦・山田宏一
・「チャップリン自伝」
・「机上の映写機」山口正介
・「映画渡世」マキノ雅弘自伝
・「黒澤明と“七人の侍”」都築政昭
・「ジャン・ルノワール自伝」

中でも「映画術」が超面白い。
ヒッチコック大好き〜!なフランソワ・トリフォー監督が
大師匠ヒッチコックにインタビューして、
「先生、あの映画のあのシーンはこうやって撮影したんで
しょ?」
「ははは、違うよ。あれはこうこうこうやって撮影したんだ」
「ヒエ〜、先生それは凄い!っじゃ、あのシーンはこうこうこ
うやって撮影したのでは?」
「ほほ〜お若いの、中々勉強しているじゃないか、ちょっと違
うけど、そうやって撮ったのさ」
という会話が交わされる。

すべての映画はアニメーションだ。
つまり、
24分の1秒のシャッタースピードで撮った静止画を連続して映
写することにより、
あたかも動いているように見せる見せ物なのね。
だから、
僕の、映画についての興味の焦点は、
役者がど〜のこ〜のとか、物語がど〜のこ〜のとか、
ジャンルがど〜のこ〜のとか、
ましてやテーマがど〜のこ〜のといったことではなく、
監督がどれだけ映画にしか出来ない嘘をちらばめて見せてくれ
るか、ということにしかないわけ。

だから、
中学一年の春に東宝映画、加山雄三主演の「紅の空」を見て
びっくしりたな〜もう、映画って面白過ぎる〜、
と感動して以来、
人間の視覚を巧妙にだまくらかす監督の技に酔うことが映画を
見る楽しみなんだ。
見ている時に、
僕だったらこのシーンはこのアングルで撮るな〜
と思わせてしまうのは格下の映画。
何なのこれは〜の連続でめくるめく異世界・異次元に連れて
いってくれるのが映画なのさ。

っで、アルフレッド・ヒッチコック監督は◎。
どの映画にも必ず、え?これどうやって撮影したの?
な画面があるからね。
そして黒澤明やスタンリー・キューブリックもお見事。
黒澤監督やキューブリック監督は、
ヒッチコックのようなあざとい技は使わないけれど、
見事な演出の連続で、
頭の中に些細な疑問が浮かばず100%映画に没頭できるから
ね。

映画に憑かれた二人の監督が映画に対する熱い情熱を語り合う
「ヒッチコック〜映画術〜トリフォー」は、
ヒッチコック・ファン必読のみならず、映画ファン必読のみな
らず、読書好き必読のみならず、森羅万象萬面白好き必携の超
オススメ本なのね。

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定本・ヒッチコック〜映画術~トリフォー

本日の図書館
・本「映画の本の本」重政隆文著(松本工房)
・CD『イエス・リミックス』(ワーナーパイオニア)

本日の収穫
・Hybrid Disc『J.S,バッハ ヴァイオリン協奏曲/』
 (ユニバーサル)
・Hybrid Disc『ガウチョ/スティーリー・ダン』
 (ユニバーサル)
             すぺしゃるさんくす ごんちゃん
・本「日本につける薬」日垣隆著(実業之日本社)

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