万歩計日和
文/写真・mizugame
今日の写真
サンマリノ、本日最後のお客さんの「エリー」ちゃん
04.07.30(金)
音楽の化身(6862歩)

毎月末の週末には、恵比寿のピアノ・バー、サンマリノに通っていたのに、この半年間ご無沙汰してしまった。
なにしろ前回サンマリノに行ったのは1月30日だもんな〜。

本当に久しぶり。
菅野邦彦さんのライブを聞きに7時半開演ぎりぎりにサンマリノに入店した。
相変わらず、お客さんは数人ってところか。

ピアノをとり囲んだ菅野さんの目の前のスツールに金子と座ると、向かいの席に、矢追純一さんを発見。
矢追さんとスガチン(菅野さん)とは大親友。
大昔、スガチンがブラジルで撮影したUFOビデオを矢追さんが「11pm」で取り上げて放映したこともある間柄。二人とも完ぺきに宇宙人だ。

矢追さんが昨年の9月に初めてサンマリノに菅野さんを聞きに来た時に僕らは知り合い、金子は直ぐに宇宙塾に通い始めた。
僕は宇宙塾の塾生ではないけれど、セミナーの後の宴会に顔を出したり合宿に参加したりする。

8時近くになって、パーカッションの小川さんとベースの小泉さんを交えた菅野邦彦トリオの演奏が始まる。
ファースト・セットの一曲目から既にスガチン絶好調の兆しが見え始めた。
音楽の神様が菅野さんの身体を借りて楽しそうに語り始めたからだ。

次から次へと懐かしのスタンダード・ナンバーが菅野さんの身体からほとばしり始める。
変幻自在な菅野さんの演奏には何の作為もない。
そして、菅野さんの指先から自由気ままに紡ぎ出されたリズムとメロディーを瞬時のうちに察知して巧みにサポートする小川さんと小泉さんの嬉しそうな顔。

共演するミュージシャンにとって至福の時間なんだろうな〜、と、心から羨ましい。
3セット目は、歌手1名、ギター1名、ピアニスト2名、トロンボーン1名、プロ、アマ入り交じったスガチンの仲間が次々に参加してのジャム・セッション。
終わったのは12時半近かった。

それにしても、菅野さんのバッキングの絶妙なことには今さらながら驚く。
共演者のアドリブに瞬時に反応して伴奏する菅野さんの運動神経の鋭さは、とても70才近い人とは思えない。

今回はピアニスト2名が演奏したことにより、菅野さんの個性的なサウンドがなおさら浮き彫りにされた。
同じピアノを弾いても演奏者が違うとどれだけ響きが違うかということだ。

サウンドの違いもあるけれど、決定的な違いを一言で言うと、2名のピアニストはプレイヤーで、菅野さんはミュージシャンだということなの。

菅野さんはピアノを弾こうとしない。
ひたすらピアノと戯れる。
だから、音楽の流れに澱みがない。
っが、これは練習したから出来るというものではない。
天性の才能の現れだからね。
でも、少ないよね〜ミュージシャンと言える人って。
ほとんどの人はプレイヤー。
演奏のセンスで勝負しようとしているからね。
センスは味付けでしかないのに。

菅野さんの演奏を間近で身体一杯に浴び、一滴のアルコールも飲まずにサンマリノの美味しいコーヒーを2杯飲んだだけで、至福の時間を過ごした。

半年ぶりの菅野さんはやっぱり凄かった。
ちょっといないよな〜、こんな素敵なピアニスト。

音楽の神様の戯れを体験したい方はぜひ、毎月最終金曜日恵比寿サンマリノで菅野邦彦さんをご覧あれ。
初めてジャズを聞いたという女性は、菅野さんの演奏が終わると感極まって涙を流しておりました。

ってなところで、本日は店仕舞い。
また、明日。

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本日の見聞録
・[ライブ]菅野邦彦トリオ(恵比寿サンマリノ)
・読了「やぶにらみ科学論」池田清彦(ちくま書房)

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