万歩計日和
文/写真・mizugame
今日の写真
本日のワンちゃん。
18.04.02(月)
映画ならではの手法を存分に味わえる傑作。 (万歩計付け忘れ)

起床07:00 体温36.2℃(09:00) 体重51.2Kg。

末次さんから借りた『野のなななのか』(2014年)と『異人たちとの夏』(1988年)のDVDを観る。


2本とも現役映画監督で一番好きな大林宣彦監督作品だ。


ウィキには自主制作やCFで大活躍していた大林監督の初の劇場公開作品『HOUSE ハウス』(1977年)から最新作『花筐』(2017年)まで43本の作品がリストアップされている。


劇場公開された大林作品でぼくの好きなのは。

『HOUSE ハウス』

『転校生』

『異人たちとの夏』

『野のなななのか』

この四本は宝物。


番外編として初めて観た大林監督の16mm自主制作『EMOTION 伝説の午後いつか見たドラキュラ』。


この5本は不動だ。


『異人たちとの夏』は第一回山本周五郎賞を受賞した山田太一の小説を市川森一の脚色で大林宣彦が演出。


40歳の主人公が12歳の時に死別した34歳の父と32歳の母と巡り合うファンタジー。


何度観ても切なくて泣ける。


特に父親役の片岡鶴太郎のハマり具合が絶品。


この頃から鶴太郎は徐々にお笑いの世界から距離を置くようになったんだと思う。


ググってみたところ第12回アカデミー賞でこんなに受賞していた。

優秀作品賞
最優秀脚本賞

優秀監督賞

優秀主演男優賞 風間杜夫

最優秀助演男優賞 片岡鶴太郎

優秀助演女優賞 秋吉久美子、名取裕子

優秀撮影賞 阪本善尚

優秀照明賞 佐久間丈彦

優秀美術賞 薩谷和夫

優秀録音賞 小尾幸魚

優秀編集賞 太田和夫


かたや『野のなななのか』。

第6回TAMA映画賞最優秀作品賞受賞。

第29回高崎映画祭最優秀作品賞、特別大賞受賞、常盤貴子が最優秀主演女優賞。

第88回キネマ旬報ベストテン日本映画第4位。

第24回日本映画プロフェッショナル大賞ベストテン、第5位、主役の品川徹が本作での演技および長年の俳優活動により特別賞を受賞。


前作『この空の花 -長岡花火物語』に続いて大林監督ポスト3.11反戦映画シリーズ第二作だ。


確かこの作品は大林監督初のデジタル・ムービーだったんじゃないかな。


にもかかわらず冒頭のシーンからまるで半世紀前に観てゾクゾクした大林さんの16ミリ自主制作映画のような色合いと独特のアングル、カメラワークに目が釘付けになる。


大林さんはどれだけ歳を重ねても映画監督と言うよりも個人映像作家という呼び方が相応しいんだな〜。


92歳で大往生した主人公の物語を映画ならではの手法を駆使して時間と空間を縦横無尽に行き来しながら語られる見事な作品。


大林監督の最高傑作じゃないだろうか。


とは言え傑作と名高い大林さんの「廃市」を観てないからな〜。


ってなところで、本日は店じまい。
また、明日。


本日のキーワード
・異人たちとの夏

・野のなななのか




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