万歩計日和
文/写真・mizugame
今日の写真
2009年の今日の写真。
19.01.14(月)
縦割りで区切って音楽を聞けない。(2,976歩)  

起床05:10 体温未計測 体重54.2Kg。

1963年〜1969年:15歳〜21歳

音楽体験の後先に関していまだに混乱している事がある。


初めてビートルズをラジオで聞いて衝撃を受けた。


単に新人グループが登場したというレベルではない。


革命家が現れたんだ。


初めてビートルズを聞いた時の一番のショックは「あ!このバンドのベーシストは根音から弾いてない」ということだった。


ポール・マッカートニーは作曲家、ボーカリストとしても破格の才能の持ち主だけれどロック・ベースの革命家だ。


恐ろしく難しいベース・ラインを弾きながら楽しそうに歌うという超難易度をいとも簡単にクリアーする天才だ。


そんなに大きな衝撃を受けながらなぜぼくはビートルズを追いかけなかったのだろう


それがいまだに謎だ。


最終的にでっち上げた過去はこれだ。


1963年5月にぼくはジャズに出会った。


そのちょっと後にビートルズを聞いたが即興演奏の面白さにのめり込んでしまったのでポップスを聴かなくなっていた。


という道筋しか考えられない。


ぼくが初めてラジオからビートルズを聞いたのが62年なのか63年なのかが分かればそのあたりの過去をでっち上げることが出来るのに。


日記をつけ始めたのが63年の8月からなのですでにビートルズ体験もジャズ体験も終わっている。


『モリタート』というアルバムでぼくをジャズの泥沼に引っ張り込んだ張本人はソニー・ロリンズだ。




譜面を読んで演奏するのではなくその時の気分で音楽を奏でる「即興演奏」は目からウロコだった。


友人にロリンズを聞かされた半年後にロリンズが来日して生演奏に接することが出来たのも幸せだった。

jazz_2_ロリンズ.モヒカン.jpg
(1963年9月22日サンケーホール ペンタックスSVで撮影)


のっけから天才ジャズ・ミュージシャンのステージの洗礼を受けた。


一気にジャズにのめりこんでジャズ喫茶通いが始まった。


新宿ではびざーる、渋谷はデュエットやオスカーに通った。


後には素人ジャズ・バンドとしてオスカーのステージにも立った。


ロリンズの洗礼を受けてからジャズの歴史を勉強しながらずぶずぶにハマってしまったのがフリー・ジャズ。


オーネット・コールマン、チャールス・ミンガス、ドン・チェリー、アルバート・アイラー、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、ジョン・コルトレーン、エリック・ドルフィー、グローブ・ユニティ、サン・ラ、ジョン・サーマン、ペーター・ブロッツマン、ハン・ベニンクたちを浴びる毎日だった。











BYG、ESP、ICP、FMPなどのインディーズ・レーベルを買い漁った。


かくて60年代後半はズブズブのジャズびたり。


1970年〜78年:22歳〜30歳

70年代に入ってメインストリームのジャズにもフリー・ジャズにもエネルギーを感じなくなった頃レコード会社に入社してロック担当を命じられたことが今考えると助け舟だった。


ロック担当を命じられた時には「ぼくは今までポップスもロックも聞いていないので担当なんか出来ません」とごねたけど。


69年にウッドストック・フェスティバルが開催されて世界中にロック・レボリューションの嵐が吹き荒れている最中のロック・ミュージックが詰まらないわけがない。


てっきりロックなんてバブルガム・ミュージックでしょと高を括っていたぼくはB,S&Tとシカゴとクリームに強烈なカウンターパンチをくらいジャズの時代が終わったことを実感した。


シカゴ、サンタナ、B,S&T、ジャニス・ジョプリン、アル・クーパー、マハヴィシュヌ・オーケストラ、ドリームス、ポール・サイモンなど自分が担当したロッカーたちのエネルギーを全身に浴びて暮らしていた。








何事にもぼくは飽きっぽい。


そろそろ欧米のロックにも飽きたかな?という時に聞いたはっぴいえんどをきっかけに日本のロックへ急接近して強引に仕事にも結びつけてしまった。


シュガーベイブ、めんたんぴん、センチメンタル・シティ・ロマンス、四人囃子、上田正樹とサウス・トゥ・サウス、夕焼け楽団、サディスティック・ミカ・バンド、憂歌団、パワーハウスなど次々と登場する国内ロックを追いかけた。





30代になる頃には日本のロックも聞かなくなり、ニューエイジ・ミュージックや匕ーリング・ミュージックの心地よさに時折ひたる程度。







音楽そのものへの興味が薄れた時代が数年続いた。


モーツァルトとの出会いで音楽熱が再燃したのは40歳も間近になった頃だ。


ぼくがモーツァルトにのめり込むきっかけは山下洋輔さんだった。


ってなところで、本日は店じまい。
また、明日。

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