万歩計日和
文/写真・mizugame
今日の写真
2007年の今日の写真です。
19.02.06(水)
干からびない切なさもある。(3,697歩)  

起床07:40 体温36.7℃(12:35) 体重53.6Kg

1月23日付けの万歩計日和で「切なさに賞味期限があるのか」ということを書いた。


再読したリチャード・ブローティガンの『愛のゆくへ』


40年前に読んだ時はかなり切ない物語だと感じたけれど今読むと切なくない。


もともとそれほど切ない物語ではないのに記憶というイリュージョンが切ない物語に仕上げてしまったのかこちらの感性が錆びついてしまったのか。


そのあたりちょっと気になったので若い頃に読んだ切なさ本を三冊選んで再読してみることにした。


切なさと言えばこれでしょ。


ダニエル・キイス著『アルジャーノンに花束を』


これにも泣いたな〜。


ロバート・A ・ハインライン著『夏への扉』


40年前は『預言者』という題名でピーター・セラーズで映画化もされたジョージ・コジンスキー著『庭師ただそこにいるだけの人』


『夏への扉』はこんなめんどくさい物語だったのかだし『庭師ただそこにいるだけの人』は着想は面白いけれど最初に読んだ時のような感動はない。


唯一『アルジャーノンに花束を』だけは最初のページを読んだだけで涙涙。


記憶の中での切なさ大賞だったけれど40年後の今でも切なさ大賞を差し上げたい。


活字でなくては表現出来ない手法で描いている。


映画でも音楽でも文学でも同じ。


映画ならではの音楽ならではの文学ならではの。


ならではの表現方法の特性を活かした作品に惹かれる。


『アルジャーノンに花束を』は鬼の目にも涙が浮かぶでしょ大賞。


主人公の中年男チャーリーはパン屋の下働き。


知能指数68。


夜は特殊学級に通うとても真面目な男だ。


彼は知能指数を上げる手術を受ける事になった。


チャーリーは先生から「ちゃんと毎日経過報告を提出するように」と言われる。


チャーリーの経過報告を通して読者はチャーリーが手術の結果超天才になったことを知りその直後手術の失敗により再び精薄にもどるまでの約八ヶ月をたどることになる。


最初のページを。

本20190206.jpg


約一ヶ月後。
本20190206_4.jpg

43日目。

本20190206_5.jpg

131日目。
本20190206_3.jpg

252日目。
本20190206_6 (1).jpg
そしてこの次の最後のページのラスト一行を読んで・・・。


これには泣くっきゃないでしょ。


切なさに賞味期限はない。


ってなところで、本日は店じまい。
また、明日。


本日のキーワード。
・『愛のゆくへ』




・『アルジャーノンに花束を』




・『夏への扉』




・『庭師ただそこにいるだけの人』




冷え切った日にぽっかぽかの畳の大広間は極楽!

倍音浴2019年初春
~牧野持侑 in 増上寺 VOL.23~

コメント (0)  トラックバック (0)

コメント123
     

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)




https://www.pinpoint.ne.jp/cgi-bin/mtpinpoint/mt-tb.cgi/8022
  翌日の日記へ▶