万歩計日和
文/写真・mizugame
今日の写真
2006年の本日の写真。
19.04.27(土)
チャップリン・のり平・筒井康隆・三題噺。(3,476歩)  

起床05:15 体温35.9℃(11:45) 体重53Kg。

ほぼ50年間ぼくが勘違いしていたことが解明した。


ぼくのエンタメ好き事始めはチャップリンの『モダンタイムズ』だ。


恐らく小学校入学前に親に連れられて観に行った。


ご多分にもれず歯車にチャップリンが巻き込まれる有名なシーンに驚き大笑いした。


そのシーンは14分40秒からです。




ぼくの奇想天外好きはこの時に芽生えた。


というのがいいかげんな自己診断。


その次に今でも覚えているほど鮮明に記憶に残っている驚きのシーンはテレビだった。


番組名は「のり平のシャープ劇場」。


この番組のことが昔から気になっていたけれど誰と話をしても見ていないググっても出てこない。


ウィキペディアの三木のり平の項目にも記されてない。


父親がテレビ局に勤務していたおかげでいち早く我が家にはテレビがあったのでその番組が見られた。


野球やプロレス中継の夜はご近所が我が家に集まったのもうっすらと覚えている。


この番組名が違っていたことが今日わかった。


正確には『のり平のテレビ千一夜』


それを教えてくれたのがこの本。


『井原高忠 元祖テレビ屋ゲバゲバ哲学』




井原高忠は『光子の窓』、『あなたとよしえ』、『11PM』、『九ちゃん』、『巨泉・前武ゲバゲバ90分』など粋なバラエティー番組を生んだ日本テレビ創成期の伝説の名プロデューサー。


井原は『のり平のテレビ千一夜』のフロアマネージャーだったと書かれていた。


早速ググってみるとたった一つだけこの番組のデータが見つかった。


◯のり平のテレビ千一夜(TVバラエティ)

脚本:キノトール・三木鮎郎・小野田勇
制作:日本テレビ ※最高視聴率(統計前)
放送期間:昭和30年2月10日~昭和31年3月29日(1955年~1956年)
放送時間:木曜日/19:30~20:00
出 演 者:三木のり平・山賀秀夫 他



たったこれだけしか記されてない。


小学校一年の時ぼくはこの番組が好きだった。


奇想天外の第二弾の話をする。


この番組は題名どおりのり平をホストに迎えたバラエティー番組。


ある回の事。


放送を開始しているにも関わらず画面が真っ暗。


あれ?


しばらくすると真っ暗な画面の奥からのり平の声が聞こえる。


「あ、ごめんなさい、ちょっと待って下さい」


ぱっと明かりが付いたが画面にはスタジオの床が映っている。


「はいはいはい、ちょっと待ってくださいよ」とのり平の声。


今まで床を向いていたテレビ・カメラがゆっくりと正面を向く。


明るくなったスタジオ内はがら〜んとしている。


画面を横切ったのり平が中央のマイクの位置に立つ。


「見えますか?あ〜良かった。いやね、今日は日本テレビはストライキでスタッフが誰もいないんです」


え〜〜〜!


7歳のぼくがただ驚いて笑ったのか見事な演出だな〜と感心したのかは今となっては分らない。


このシーンがかなり鮮明に脳裏に焼き付いていることは確かだ。


これが人生二度目の奇想天外。


このやり口は後に『近所迷惑〜筒井康隆自薦短編集<1>ドタバタ編』に収録されている『経理課長の放送』でも使われた。


ラジオ局がストライキに突入した為に経理課長が渋々番組のディスクジョッキーに駆り出される話。


たしか東京FMで大昔ラジオドラマ化しなかったかな。


今日は50年間間違っていた記憶が修正出来た記念すべき日だ。


ってなところで、本日は店じまい。
また、明日。


本日の見聞録
・[読了]『井原高忠 元祖テレビ屋ゲバゲバ哲学』取材・構成恩田泰子(愛育社)


本日の参考作品

・こんなんがyutubeで見つかりました。

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