万歩計日和
文/写真・mizugame
今日の写真
2003年12月21日吉祥寺いせや総本店でばったり。
19.04.30(火)
間に合って本当に良かった・・・。(1,399歩)  

起床06:55 体温36.6℃(18:30) 体重54.6Kg。

平成最後の日。


DVD-Rに焼いた映画を観ようとしたらディスクのせいかプレイヤーとの相性なのかことごとく再生出来ないので久しぶりに『タカダワタル的』のDVDを観た。


日本語の歌、特に日本語のフォークが苦手なので武蔵野タンポポ団当時の高田渡には全く興味がなく歌の下手な若手としか思えなかった。


その考え方ががらっと変わったのは1999年7月11日。


京都円山公園音楽堂の第19回宵々山コンサートを観に行ったときのことだ。


目的はライブというよりもKBS京都のプロデューサーに誘われて音楽堂を見に行くことだった。


高石ともや&ザ・ナターシャ・セブン、トワ・エ・モア、杉田二郎、大槻ケンヂ、桑名正博などに混じって高田渡が登場した。


一歳年下にもかかわらずまるで老人のような高田渡の佇まいにビックリ。


もっと驚いたのは彼の歌。


歌詞も曲も100%自分のものにした歌い方が日本語の歌嫌いのぼくの心に突き刺さった。


まるでシャンソンを聞いているような気分。


見事な歌いっぷりに惚れ惚れした。


なぜ若い時にこの人の歌をつまらなく感じたのかがよく分かった。


高田渡は歳を重ねることによって自分が創っている歌に追いついたんだ。


二十歳そこそこのお兄ちゃんが「仕事を探して歩き回って・・・」などと歌ってもリアリティが感じられないのは当たり前だ。


年を取った高田渡の風貌は彼の歌う内容とぴったり寄り添っていた。


この人は今が旬!


高田渡をみんなに聞いてもらいたかったので下北沢のアレイホールでライブを企画した。


ご多分にもれずその日高田さんはライブの途中で寝てしまった。


お客さんの反応はくっきり分かれた。


そのあたりの顛末は何日にも渡って書いたので興味のある方はぜひ。


03.09.28(日)付万歩計日和Pinpoit Live vol-2顛末記その1(13290歩)


高田さんと何度かお会いしている時に「今度ぼくの映画が出来るんです。近々試写会があるから見に来てよ」と誘われて五反田の東洋現像所試写室で見せて頂いたのが『タカダワタル的』。


2003年5月5日の下北沢スズナリでのライブを中心に収録されたこのドキュメンタリーには人間そして歌手高田渡の魅力がいっぱいだ。


2005年4月16日、連日牧野持侑さんのデビュー・アルバム『倍音浴』のレコーディングの準備に忙しかった頃。


図書館にいると携帯がブルブル震えたので外に出てコールバックした。


電話の相手は吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズのベーシスト牧裕さん。


「渡さんがツアー先の北海道で今日亡くなりました」と告げられた。


ツアー先のライブの直後に亡くなった。


それは高田さんにとても相応しい天晴な死に方だと思った。


間に合って良かった。


本編を見終わったのが5時5分前。


5時からテレビで退位札正殿の儀を見る。


その後110分の特典映像を見る。


生前の高田さんと酒を呑みながら話が出来たことやライブを企画してみんなに見てもらうことが出来て本当に良かった。


ってなところで、本日は店じまい。

また、明日。


本日のキーワード
・DVD『タカダワタル的』

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