万歩計日和
文/写真・mizugame
今日の写真
ここも前を通るたびに気になってるんです。貸し会議室?
19.08.31(土)
演奏家の体調が最悪の時に素晴らしい演奏が聴けるということの典型だ。(3221歩) 



昨日の続きの8枚組を聴いている。


今聴いているのは4枚目の途中。


目の覚めるようなエネルギッシュで攻撃的な演奏が心地良く耳に飛び込んでくるのでとてもBGMにならない。


ジャズに限らず音楽をこれほど真剣に聴くのは久しぶり。


死の直前だというのに何という図太いエネルギー!


モチアン、ラファロと60年代に吹き込んだ『ポートレイト・イン・ジャズ』『エクスプロレイションズ』『ワルツ・フォー・デビイ』『サンディ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード』はビル・エヴァンスのお約束定番傑作アルバム。


ピアノ・トリオの演奏形態を書き換えた歴史的名盤。


 

 


それ以降のエバンス・トリオは面白いとは思えないのでほとんど興味がない。


例外が1980年8月31日から9月8日にかけてサンフランシスコのキーストン・コーナーでライブ録音された『ザ・ラスト・ワルツ~ザ・ファイナル・レコーディングス・ライヴ・アット・キーストン・コーナー 』


ベースのマーク・ジョンソン、ドラムスのジョー・ラバーバラと組んだ最後のビル・エヴァンス・トリオ。


家族と別れて若い女性と暮らし軍隊時代に覚えた麻薬の常用で心も体もボロボロ状態体調最悪のエバンスが残したこのライブには鬼気迫るものがある。


とかくリリカルで女性的で繊細なピアニストと言われるエヴァンスとはかけ離れたダイナミックな演奏に終始している。


まさにジャズ・ファンにとっては宝物のような8枚だ。


ケルン・コンサートのキース・ジャレットにも言えるけれどジャズメンは最悪のコンディションの時に素晴らしい演奏を残す事がある。


ってなところで、本日は店じまい。
また、明日。


本日のキーワード
・『ザ・ラスト・ワルツ~ザ・ファイナル・レコーディングス・ライヴ・アット・キーストン・コーナー /ビル・エヴァンス』

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