万歩計日和
文/写真・mizugame
今日の写真
このあたりには珍しく声をかけると返事をしてくれるノラちゃん。
19.11.13(水)
どのような評価を受けているのかわからないけれどこの2枚を録音して良かった・・・。



今朝の一枚はこれでした。

『Ballads / Derek Balley』

2002年録音。


残り少なくなったCDをラックから毎朝一枚目をつぶって選んでいる。


朝に相応しかろうが不適切であろうが選んだCDを聴く。


今朝はジャケットを見た途端これは朝に似合わないと独り言。


完全即興演奏の巨人デレク・ベイリー(g)がスタンダード・ナンバーを弾いた異色のアルバムだ。


ところが一曲目のハーモニックスを多用した即興から「ローラ」になり「ホワッツ・ニュー」とさり気なく続いたあたりで「この雰囲気が朝からあってもいいじゃない」と納得した。


ジャズ評論家の間章さんが招聘して1978年4月にデレク・ベイリーが来日した。


大学の先輩でもある間さんからデレク・ベイリーを録音しないかと持ちかけられた。


前年のパーカッショニストの巨人ミルフォード・グレイブスの録音も間さんからの依頼だった。


ミルフォードもデレクも300枚程度しか売れないのは初めっから分かっている。


まっいいっかと思い、小椋佳、高中正義、来生たかおの売上のほんの一部を使わせて頂いて超低予算でスタジオ録音した。


全編アヴァンギャルドな演奏をするベイリーの音楽を人に説明するためのエピソードがある。


来日コンサートが行われたパルコ劇場でのこと。


コンサートが始まり15分程した頃隣で聴いていた会社の上司が僕に囁いた。


「おい、まだず〜とチューニングは続くのか?演奏はまだか?」


「いえ、だいぶ前から始まっていますけど・・・」


デレクのデュオ&トリオ・インプロヴィゼーション』を発売してしばらくして間さんは32歳で亡くなった。


そのあたりの話は電子書籍『きっかけ屋アナーキー伝』に書き残した。




ってなところで、本日は店じまい。
また、明日。

本日のキーワード
・間章さんプロデュースの2枚。

『デュオ&トリオ・インプロヴィゼーション / デレク・ベイリー』




『メディテイション・アマング・アス /ミルフォード・グレイブス』

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