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【宮沢賢治変奏曲】に至る。



 今年(2018)3月に偶然宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」の朗読CDを聴いて、賢治が84年前に振動音響療法について述べていることを知り衝撃を受けました。

 欧米では既に治療として採り入れられている音叉やクリスタルボウルによる音響療法がいまだに日本ではほとんど知られていないというのに、何という先感性・先見性の持ち主なんでしょうか宮沢賢治は。

 そこで日本で最初のサウンド・セラピー小説「セロ弾きのゴーシュ」をクリスタルボウルの美しい響きをバックに朗読する会を企画しました。
朗読会と演奏会の合体したSOUND THERAPYそのものを体感・体験していただこうという趣向です。

 【SOUND THERAPY〜Kenji Variations〜宮沢賢治変奏曲】は毎回ゲストをお呼びして宮沢賢治の詩や童話を牧野持侑さんのクリスタルボウルの演奏をバックに朗読するシリーズです。

 第一回目[七夕に賢治を浴びる!]の朗読ゲストは「赤色エレジー」でお馴染みのシンガー・ソングライター、七夕の夜にピッタリの星男あがた森魚さんです。

 ジェームス・ラブロックが70年代に提唱した、地球はある種の生命体だという「ガイア理論」の何十年も前に「新たな時代は世界が一の意識になり生物と成る方向にある」と賢治は記しています。
 「世界ぜんたいが幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」という賢治の想いは今の時代にこそ必要です。

 賢治は花巻のレコード屋で大量のレコードを買っていましたので当時のポリドール・レコードから表彰状を受けた程の音楽好きです。
 またエノケンやシミキンたちの浅草オペレッタの大ファンでもあった賢治は、花巻農学校の教師時代には生徒たちとともに自作のオペレッタを上演したほどです。

 独特なオノマトペに飾られた賢治の文章はとても音楽的・音響的ですので活字で読むよりも耳で聴くことで言葉の持つ響きを楽しめます。

響きのとても美しい「求道会館」でクリスタルボウルと言葉の響きを全身に浴びながら宮沢賢治の物語を全身で受け止めて下さい。

この企画はぼくが13年前に歩み始めた「音の何が人の心や体を癒やすことが出来るのか」という旅の大きなマイルストーンと言えます。

 【宮沢賢治変奏曲】の第二回目のゲストとして女優ののんさん(前・能年玲奈)と交渉中でとても良い感触を頂いております。
 しかしながら二回目が開催出来るかどうか、シリーズとして無事に船出出来るかどうかは今回の成功にかかっております。
 大事なシリーズとして育てていきますのでシリーズ誕生祝いのようなお気持ちでご来場頂ければ幸いです。


2018年5月30日

株式会社ピンポイント代表・磯田秀人
info@pinpoint.ne.jp

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